特定非営利活動法人 NPO亀岡人権交流センター
NPO亀岡人権交流センター(特定非営利活動法人)は、平和を願い、住み良い自然環境と、一人ひとりの人権が尊重された社会を、人々の相互の活動を通して実現するために、地域に根ざした活動をしているローカルNPOです。
◎1950年代より、日本における「職業と世系(門地)に基づく差別」と向き合い、家族の暮らしを支える命綱の役割を担っていた女性たちが、地域のちいさな集会所で、「子どもの教育を守る会」の活動をはじめました。
集会所は、戦後はじめての貧困対策のなかで、公民館として地域住民の健康と福祉、社会教育の相互的な実践拠点としての役割を果たしてきました。
その後、人権と福祉の拠点として位置づけられた隣保館へと移行され、天川文化センターが建設されました。40年間の経過を経て、2013年、「亀岡市立人権福祉センター」として新たな歴史を歩みはじめています。
◎ かつて、そのちいさな集会所で、世の中の貧困に嘆いた男たちの悲しみをふりきりながら、子どもたちの未来を語りつくした母親たちの姿。1995年には「親と子の人権相談室」を開室し、地域の子どもや女性の暮らしをみつめてきました。
◎地域にねざして50年。多くの方々から熱望され、2001年にNPO法人格取得。「特定非営利活動法人NPO亀岡人権交流センター」として、高齢となったかつての母親たちのデイケアをはじめ、子どもや女性、DV被害や児童虐待、ひきこもりや認知症患者の家族へのサポートなど、多くの人々の幸せに貢献しうる地域福祉、就労支援・持続可能な環境・コミュニティ教育のしなやかな取り組みを続けています。
設立の経緯
○地域社会で紡いできたソーシャルケアの経験と子育てネットワーク
○反差別(人権)教育の実践
○地域の水害や里山の維持管理の経験にもとづく
自然とヒトとの持続可能な共生の実践
○脱原発のための市民行動の経験
○部落差別、女性差別、外国籍者や障がい者差別等、被害当事者との
連携によるコミュニティデザイン、エンパワメント活動の実践
○「親と子の人権相談室」開室により培った市民と保育・教育関係者との
ゆるやかなつながり、協働に向けたネットワークづくりのマネージメントの実践を活かし、市民と市民、地域と人をつなげるコーディネート役を果たしてきました。
それらの経験を、広く社会に発信してほしいとの要望を受け、
2001年NPO法人設立。
地域の隣保館・公民館を拠点に、あらゆる人々の「いのちの幸せ」を支え、持続可能な地域教育・福祉の実践、文化的多様性の承認、多元主義の発展に貢献するべく活動をおこなっています。
国連、国際NGOや地域住民と連携し、アジア・オセアニア・アフリカで「職業と世系に基づく差別」と向き合うマイノリティ当事者間のネットワーク推進をおこなっています。
OUR STORY
~時代をつなぐ おんなたちの思い~
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